ほんの虫
読んだ本をきままに紹介します。

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「レキシントンの幽霊」村上春樹

この本は、夏の旅行に持っていきました。
村上春樹は好きな作家で、読んだ本も多いのですが、
未読の中から薄くて気軽に読めそうな本を選んだらこれになりました。
結局、旅行で読むことはなく、今頃に。

この本は表題「レキシントンの幽霊」を含む7編の短編集です。
全体的に明るいお話というわけではなく、
いろんな人の抱えている孤独感が滲んでいます。
なんとなくですが、以前読んだカポーティに
空気感が似ている感じがしました。
ちょっと冷やっとした感じかな。
村上春樹がカポーティの翻訳をしていることから
もしかしたら多少なりとも影響は受けているかもしれませんね。

この本の中では”7番目の男”が一番身近に感じられました。
40年間も重大な思い違いに気づかず、恐怖の中で生きてきた男
の話です。もっと早く気づかせてあげたかったと思います。

”レキシントン”って耳にはするけどなんのことか知らなかったのですが
アメリカのボストン郊外の地名でした。
”レキシントン”といえば情けないことに
”レキシントンクィーン”しか思い浮かばない。。。


レキシントンの幽霊 (文春文庫)レキシントンの幽霊 (文春文庫)
(1999/10)
村上 春樹

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


「ふしぎな図書館」村上春樹

統計の本が続いたので軽く読めそうなこの本をチョイス。
佐々木マキのイラストが随所に入った絵本です。
といってもお子様向けではないでしょう。
お子様向けにオスマントルコ帝国はでてこないと思う。
「ふしぎな図書館」というタイトル通り、ふしぎなお話。

村上作品ではおなじみの”羊男”が登場。
おなじみの”羊男”におなじみの”ドーナッツ”。
”僕”が市立の図書館で体験した奇妙で怖いお話です。
現実の世界から不思議な世界へと村上ワールドが展開されます。

ストーリーはちょっと「ヘンゼルとグレーテル」を彷彿させます。
「ヘンゼルとグレーテル」を不条理カラーにしたらこうなるのかな。
したがって、ほのぼのとはちょっとちがいますね。
ラストも孤独の影が色濃くでてます。
夢あふれるお話とはいえませんが、
ふしぎな世界にトリップできます。

<明日は新月です>
<新月が私たちの運命をかえてくれます>

            「ふしぎな図書館」より

そう、あした、2008年2月7日は新月だ。





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